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いけほし は、ふるくからつたわる、ためいけ の かんりほうほう です。

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ためいけ とは、のうぎょう でつかう みず をためておく、ひとがつくった いけ です。
タナゴは、ためいけ などにすんでいます。

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いけ はほうっておくと、しょくぶつ がはえてきたり、ドロ がたまったりします。
そうなると、ためられる みず の りょう がへったり、すいしつ がわるくなったりして、おいしい おこめ がとれなくなります。

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そこで、のうかのひとたちは ためいけ の みず をぬく　「いけほし」　をしてきました。むら のおおきなイベントです。

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まわりにはえていた くさ は、うしのエサになりました。
いけ の そこ をぬいて、ドロ は たんぼ の ひりょう になります。
とれた さかな はみんなで ごちそう です。
みず をぬいているあいだに、ためいけ の しゅうり をします。

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いけほし をした ためいけ は、ドロ がへって、みず が きれい になって いきもの もよろこんでいます。

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しかし、ダム ができて、のうぎょう にとって ためいけ は たいせつ でなくなりました。
のうぎょう が きかいか され、のうか がすくなくなりました。
いけほし はあまりされなくなっています。

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いけほし がされないと、ドロ がたまって かい がいなくなります。
がいらいぎょ がいれられて、ふえてしまいます。
そうなると、タナゴ がいなくなってしまいます。

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そこで、いけ の きちょう な いきもの を まもるため、ちいきのひとびと が いけほし をすることにしました。
あたらしい いけほし には、のうかのひと、ちいきのひとたち、こどもたち、それから、いきもの の せんせい、がくせい、とかい のひとも おうえん にきました。
いろいろな くに の おともだち も おうえん にきてくれました。

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みんなで がいらいぎょ をつかまえました。
タナゴや かい をたすけました。

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このあと、しばらく いけ をかわかすと、ドロがへります。
そのあと、みず をいれて ようす をみてから、タナゴや にまいがい を もとのいけ にもどします。

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さとかわ の せいぶつたようせい はみんなの ちから でまもっていきます。